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よく患者様から、「痛いねんけど、ぬくめたほうがよろしいでっしゃろか?」という質問があります。 一般に、急性期の炎症、例えば骨折や捻挫では当初は冷却することが必須となります。 これは、冷却することで局所の血管を収縮させ、なるべく炎症が広がらないようにするためです。 逆に慢性期の炎症、例えば慢性的な腰痛、膝痛、肩痛等は、局所を温めてあげて局所の血行を良くしてあげる事で局所に溜まったの炎症の成分を洗い流してあげること(この表現はあくまでもイメージですが)で、炎症を鎮静化させます。 したがって、骨折、捻挫でも2週間以上経過してくると、急性期を過ぎますので、温めることが良いでしょう。
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