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最近、冬がどこに行ったのか、急に春が来たような気候が続いていますね。それに伴い、花粉症も急にピークの時期を迎えています。当院でも内服、点眼、点鼻薬を処方していますので多くの方から求められます。
本州、四国、九州においてはスギ、ヒノキ科、イネ科、ブタクサ属の花粉が主要なアレルゲンですが、北海道ではカバノキ科（白樺）が重要な花粉アレルゲンだそうです。季節的には、スギ（2〜4月）、ヒノキ（3〜5月）、イネ（4月〜10月）、ブタクサ（8〜9月）、ヨモギ（10−11月）で、確定診断は花粉アレルゲンの同定（皮膚テスト、血液検査）により行われます。
当院は、奈良県の桜井市にありますので、周りをみまわしても杉の植林が目立ちます。風の吹いた日は、肉眼でも花粉が舞っているのが見えるほどの場所もあります。
治療は、�．▲譽襯殴鵑僚�去と回避 �¬�物療法 �Ｆ丹枳髪嵶屠 ，�ありますが、主体は�，鉢△箸覆蠅泙后�
ここでは�△砲弔い憧蔽韻棒睫世靴泙后�初期療法は本格飛散期の2週間前より経口第2世代抗ヒスタミン薬（眠気をあまり引き起こさない）より投与します。本格飛散期にも継続内服し、それでも効かない場合は、点鼻ステロイド薬、点眼薬を使用し、ロイコトリエン受容体拮抗薬の追加投与も有効です。また、重症の場合はステロイド薬の短期投与を行う場合もあります。
というように、ややこしいことばかり書きましたが、色々な薬を重ねたり局所投与で症状は軽快させることが可能ですので、あきらめず主治医とよく相談してください。
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